vol.61「現実的な」パワーストーン、トルマリン

 今回は、読者の方からの質問にお答えします。

「私は25歳で、実家暮らしのOLです。うちの母親が、浴槽に黒くてボコボコしてるパワーストーンらしきものを沈めて『これは身体にいいのよ!』と言っているのですが、どんな効果があるのかよくわからないし、ずっと入れっぱなしだし、何より日に日に量が増えてきて(母がこっそり足していっているようです)、邪魔で仕方ありません。浴槽に入れて効果の得られるパワーストーンってあるのでしょうか? そして、入れっぱなしでいいものなのでしょうか? どうか教えてください」

 娘さんは、得体の知れない邪魔モノにだいぶ困っていらっしゃるようですが、おそらくお母さんが「身体にいい」と言って浴槽に入れているのは色や形状、効果のから“ブラックトルマリン”だと思われます。現在パワーストーンで、「科学的に」効果があると言われている石はほぼないのですが、トルマリンに関しては人体に良い影響を及ぼすことが科学的に証明されており、ある意味「現実的な」パワーストーンだと言えます。そして、その中でもとくにパワーがあるのがブラックトルマリンになります。
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 ブラックトルマリン最大の特徴は、マイナスイオンが出ているということです。マイナスイオンは人との相性が良く、新陳代謝を促進させたり、水道水の塩素を除去してお湯の質を変え、肌へのあたりをやわらかくする効果があります。これは、肌の弱い人には嬉しい作用ですね。また、ブラックトルマリンには遠赤外線効果がありますから、身体を芯から温めてポカポカが長く続きます。そしてなにより、リフレッシュ効果があります。
 ただ、これらの効果を得るには、トルマリンの全体量が併せてカボチャの大きさ程度はないといけないと言われています。量があったほうが効果は高くなりますから、それが常識の範囲内の量であるなら、お母さんがせっせと石を増やすのは決して悪いことではありませんよ。
 とはいえ、それを浴槽に入れっぱなしだという状況はいただけません。効果の面から見ても、衛生面から見ても、1~2ヵ月に一度はブラシで石を洗い、水ですすいでパワーチャージも兼ねて、太陽光にあて乾燥させたほうがいいですね。それさえきちんと守っていれば、多少邪魔であっても身体と心に効果のある石ですから、あまり邪険にせず、温かい目で見てあげましょう。

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